コバステッチってどういう意味?
生地の端から1〜5mmくらい入ったところを縫う縫目のことです。
工業用では、段押さえなどを使います。
え?、段押さえって?何やろね?
→関連情報クリック |
回転ラッパって、どういうこと?
まず、ラッパ?って、何のこと?って、よくご質問があります。
トランペットでもトロンボーンでもありませんヨ。(な、あーた。)
生地を色々な形に折り曲げて縫うとき、アタッチメントを利用して、簡易に折り曲げる付属を使います。その入り口の部分がラッパの音の出口に似ているので、「***ラッパ」って言います。以下三ツ巻ラッパはスイセイ製A400タイプ(既に製造中止ですが)の固定3ツ巻きラッパです。これで、ラッパの意味が、わかりましたね。
で、例えば、この3ツ巻きラッパには、固定式と回転式がごじゃりまする。以上が固定式ですね。じゃあ、回転式はどうなの? |
「固定3ツ巻きラッパ」と「回転3ツ巻きラッパ」の違いって?
上記の画像が固定式なのは、わかりますね。
で、以下の「A50」のように、途中で生地をラッパから外せることができる回転式が別途あります。
回転ラッパだと、どんな点が利点なんでしょう?
三ツ巻ラッパで比較してみましょう |
アイテム | 固定三ツ巻ラッパ | 回転3ツ巻きラッパ |
縫い始めの部分 | 最初から生地がうまく巻けない。 |
最初からうまく巻けないので、
縫い始めは、ラッパを回転させて生地から外して、まず手や目打ち(やピンセット)にて、3ツ巻きに折りこんで縫い始めます。
少し(1cmから2cm)縫ったら、ラッパをはめて縫います。 |
途中縫い割り
の部分
| 縫い代の部分がラッパに引っ掛かったり、入れることができなかったりします。 | 縫い割の部分のところへ来たら、ラッパを回転させて生地から外して縫い割りの部分のみを、や目打ち(やピンセット)にて、3ツ巻きに折りこんで、縫い割りの部分がを縫い終わったら、また、ラッパをはめ戻して縫います。 |
途中角(カド)縫い
の部分 |
基本的に縫うことが困難です。
無理という方が適していますが・・ | 角(カド)まで縫ったら、ラッパを外して、角部分を目打ち(やピンセット)で、3ツ巻きにつまんで、角を作りながら縫います。角部部分を縫い終えたら、ラッパをはめ戻して縫います。 |
縫い終わりの部分 | 縫い終わりは、生地端が逃げやすくてキレイに縫えない。 | 縫い終わりの手前で、ラッパを外して、手や目打ち(やピンセット)で縫い終りまで折り込んで縫います。 |
|
3ツ巻きには、直線用とカーブ用とあるけど?
直線用は、ラッパの前後部分が長くできています。
ラッパの前後幅が長いことで、三ツ巻幅を安定する利点がありますが、カーブには適していません。
よって、折幅が大きいサイズでよく利用されます。
スイセイ製/A11Sの場合、折り上がり幅で、6mm〜50mmまで選択できる。 |
|
カーブ用は、ラッパの前後部分が短く(狭く)できています。
ラッパの前後幅が短いことで、カーブに適しています。カーブ部分で生地を巻き込み易い様に、ラッパの入り口に、金属ボール球が付いています。
折幅が小さいサイズでよく利用されます。
スイセイ製/A50の場合、折り上がり幅で、3mm〜8mmまで選択できる。 |
|
|
完全三ツ巻ラッパと普通3ツ巻きラッパと、どう違うのですか?
普通3ツ巻きラッパは、生地端が中まで折りこまれていません。 |
|
完全3ツ巻きラッパは、生地端が中まで折りこまれています。
よって、三ツ巻部分の厚みが全て3枚で、段になりません。 |
|
|
|