ミシンの歴史
ミシンて、どうして
ミシンの歴史
ミシンの歴史
ミシンの伝来
日本編



<ミシンの伝来>
ミシンが、日本へ伝わったのは、これまた、色々な説があります。
有力な説としては、1854年に、アメリカのペルー提督が、第十三代将軍家定夫人の敬子(すみこ)に献上したのが最初と言われています。でも、実際には、将軍家家定自身への献上品だったと推測する。


<始めての伝来>
1853年(嘉永6年)は、黒船が、日本へ初めて訪れた年。
アメリカ、ペリー提督率いる東インド艦隊の軍艦4隻が、江戸湾浦賀沖に現われ、時の江戸幕府に開港を要求した。
これは、歴史の本にも載っているから、あんたも知っとるネ。
その翌年、そう1854年(安政元年)、横浜に再来航したペリー艦隊は、第13代将軍「徳川家定」へ数々の珍しい献上品を贈った。その献上品の中にシウイングマシネ(sewing mashine の和式発音)なるものが、あった。
日本にミシンが初めて伝来したのは、この1854年(安政元年)となる。
ミシンを初めて使用したのは、家定の御台様「天璋院敬子(てんしょういんすみこ)」(通称:篤姫)であろうと思う。但し、伝来したのと、初めて使用したのは、少しその意味に違いがあります。
資料によっては、家定の御台様「天璋院敬子(てんしょういんすみこ)」宛てに贈られたとされる記もあるが、時代背景からして前者(徳川家定に贈られた)が、本当のところと思う。


<余分話>
私が調べた資料によると、敬子(すみこ)は、1856年に嫁いでいる。嫁ぐ2年前、敬子(すみこ)は、18歳。2年後に嫁ぐ訳だから、既に今で言う婚約近い状態だったかもしれない。これは、江戸時代末期とはいえ、江戸時代です。ミシンが、たとえ女性が使うモノであれ、まだ、正妻とし迎えていない人へ贈るのは、チトおかしいと思う。もし、婚約状態であったり、正妻としていたとしても、将軍宛に献上品を送るのが、相手の戦略上、建前上も共に当たり前だろう?、と勝手に推測しました。自信は全くありません。あと、実は、この4年後、1858年に家定は、他界しています。そして、またその4年後、1862年にニューヨークタイムズ紙に先の将軍の後台様へ謙譲した品について記載されているが、最初に徳川家に贈られて、12年も経っているのである。直にこのミシンが使用されていたなら、もっと早く、そのお礼の品を贈呈していたとも、推測してます。
ちょっと話が、ややこしくて、つかめませんなあ。
年表にしてみましょうかね。
1853年黒船が江戸湾へ来襲
1854年黒船/アメリカのペルー提督が、第13代将軍「徳川家定」夫人の敬子(すみこ)へ献上した。
1856年 敬子(すみこ)が、徳川家定へ嫁ぎ、御台所となった。
おいおい!、嫁ぐ前2年前に届いたのに、嫁いでから、こりゃ!わてのモノじゃ!と奪い取ったのか?
1857年敬子(すみこ)/御台所は、外交官「タウンゼント・ハリス」(外交官として初めて江戸を訪れ、将軍に謁見した最初の外国人)を通じてウイーラー&ウイルソン社へ返礼の品を贈った。
1858年
7月
徳川家定の死に伴い落飾して、天璋院敬子(てんしょういんすみこ)となる。
おいおい!、たったの2年かよ!。
その後は、大奥でどのように、のさばった?(失礼か?)のか?、ちょいと調べにゃいかんね。
1862年ニューヨーク新聞にウイーラー&ウイルソン社に対し、金糸、銀糸で豪華な綾織の日本の織物が贈呈されたことが掲載された。

ね?!、やっぱ、どこか?作られた部分があるような、ないような・・・。ま、いいか、これで世の中変らんし・・。
歴史に精通しておられる方で、「そりゃ、違う!?」、ということなら、メールをお待ちしてます。


この時、贈られたミシンは、ウイーラー&ウイルソン社製の豪華なキャビネット仕様だった。
御台様は、そのお礼として、1857年、外交官「タウンゼント・ハリス」(外交官として初めて江戸を訪れ、将軍に謁見した最初の外国人)を通じてウイーラー&ウイルソン社へ返礼の品を贈っている。
その事情が、1862年(文久2年)3月7日付ニューヨーク新聞に
「先の将軍の御台様に献上したソーイングマシネは、御台様の大変気に入るところとなり、この度、その返礼として、メーカーであるウイーラー&ウイルソン社に対し、金糸、銀糸で豪華な綾織の日本の織物が贈呈され、同社では、賓客用ショールームに、この珍しい日本の美術品を装飾展示している。」
と掲載された。


<民間レベルでの伝来>
1860年、遣米使節団に同行した通訳:中浜万次郎(通称:ジョン万次郎)が、写真機と手回しミシンを持ち帰っている。
また、遣米使節団のの様子を描いた当時の「米行日記」にも、アメリカで観たミシンの事柄が、刻明に記されている。



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